据え置きの環境を考え始める part. 2

前回に続き、DAC / ヘッドホンアンプ探しのアレコレ。

目次

日本のメーカーを見つけた!

3月1日にフジヤエービックさんから、「ハイエンドヘッドフォン リスニングセッション2024 開催記念セール」の案内が届きました。

どうでも良い話ですが、このイベントに参加しようかな、と考えていたんですよね。

でも1時間ごとに分かれている希望の枠を選ぶ形で、ある程度人数を絞ってゆったりと試聴できるイベントというイメージ。

finalのD7000を静かな場所で聴きたいだけの人間には敷居が高くて、そっと申し込みサイトを閉じました(^_^;)

話を元に戻して。

セール対象になっている製品の中に、SOUND WARRIORという文字があったような気がする・・・と、ふと思い出しました。

なんとなく調べてみたら、日本のメーカーでした!

長野県にある城下工業株式会社という、創業100年を超える会社です。

これに決めました

初心者らしく、決めるまでにはグダグダな流れがありました。

時系列に書くと長くて結論までなかなか辿りつけないと思うので、選んだ製品を。

デスクトップオーディオ SWD-DA20-SD

です。

SOUND WARRIORの製品

コンパクトなデスクトップオーディオが3製品あり、各製品の特徴に関する記事も公式サイトにあります。

・・・が、素人には分からないことだらけ(^_^;)

少なくとも、3製品すべてがD/Aコンバーター機能付き(=DAC機能付き)ヘッドホンアンプであることは理解しました。

しかも、どの製品も縦置きにできることも分かりました。

SWD-UA1

フジヤエービックさんの記事にも紹介されていた、SWD-UA1にしようと考えていました。

上の記事にある「シンプルに使えるヘッドホンアンプが欲しい」というのも初心者に適していそうだし、5万円台(定価:59,800円)という良心的な価格で、リモコンも付いてる。

パワーアンプ? ヘッドホンアンプ?

SOUND WARRIOR公式ブログにあるSWD-UA1 使用方法のご紹介&他機種との比較についてという記事では、3機種についてそれなりにページを割いて説明されています。

でも、初っ端から初心者は壁にぶつかるんですよ。

パワーアンプ機能はSWD-UA1のみ???

パワーアンプって何よーーーー、と軽くパニック。

SWD-UA1だけスピーカーとつなげて使えるみたいなことが書いてあるから、そこら辺と関係ある?

アンプという名前が付くものには、ヘッドホンアンプだけでなく、プリアンプというのがあるのは何となく知っているけれど、ここにパワーアンプという別のものが出現。

Google先生に「パワーアンプ」を聞いてみたけれど、その時点ではよく分からないまま・・・。

選び方のアドバイスがありました

落ち着いて記事を読み続けると、選ぶ際のアドバイスがあります。

「1台で音源の入力〜出力を完結させたい、という方には→SWD-UA1がおすすめ」とあるし、フジヤエービックさんの記事でも紹介されていた製品だから、これで良いよね♪と。

ちなみに、3機種のうち、この製品だけが3.5mmケーブルのみの設定。

手持ちのケーブルを考慮して

D8000には3.5mmのOFCケーブル(1.5m)と6.3mmのOFCケーブル(3m)が、D8000 Pro Editionには3.5mmのOFCケーブル(1.5m)と6.3mmのOFCシルバーコートケーブル(3m)が付属していたはず。

この他に、4.4mmのシルバーコートケーブル(1.5m)を持っています。

SOUND WARRIORの製品を選ぶ場合、4.4mmのシルバーコートケーブルは使えない。

でも、せっかくならシルバーコートケーブルが使える余地を残しておきたい。

となると、6.3mmに対応した製品を選びたいかも。

USBケーブルの調達が必要なのは分かったけれど

公式のオンラインショピングサイトで購入する場合は、Type-B to Type-Aのケーブルが特典として付いてくるようです。

その他のお店で購入する場合は、この製品とPCやDAP等を接続するためのUSBケーブルが必要です。

公式サイトには「Type-B to Type-Aケーブルが必要」で、Type-CしかないMacのPCやタブレットなどには別途、「USB Type A(メス)-Type c(オス)」やType-AをUSB-Cにつなぐための「カメラアダプタ等が必要」とありました。

シンプルに、Type-B to Type-Cケーブルではダメなの?

この疑問に対する答えは、SWD-DA20-SDを注文する段階で分かりました(後述)。

Amazonのセールでお得に

定価は59,800円ですが、Amazonでは1万円オフのクーポンが提供されています。

クーポンは数量限定の可能性もあるので、お気を付けくださいね。

SWD-DA15

そのままアドバイスを読み続けると、2つ目の機種SWD-DA15については、こう書いてあります。

パワーアンプはよく分からないままだけど、「好みのものを使いたい」ということは、A2Pさんマス工房さんのアンプを考えてる私みたいな人向けな気がしてきた。

はて、サンプリングレートとは?

頭の中では???だけど、直感でこの製品でOK!という感じがする。

6.3mmのシルバーコートケーブルも使える。

SWD-UA1に5,000円プラスした程度の価格(定価:64,800円)で、今ならAmazonのセールで19%オフというお得な価格設定。

USBケーブルの調達が必要

こちらもUSBケーブルが必要ですが、現在は無料で付属する可能性があります。

Amazonでは付属品に含まれていないものの、楽天では含まれています。

サイトごとに扱いが異なるのかもしれませんが。

SWD-DA20-SD

3つ目の製品であるSWD-DA20-SDは定価93,500円で、何も分かっていない初心者が気軽に選べる製品とは言い難い。

しかも、説明を読んでみると知らない単語が出てくる、出てくる。

クロック入力???

さらに、「アナログ入力」という単語まで書いてある。

出力・入力も意味不明なのに、アナログと書いてあるってことは、デジタルもあるんですかね?

こんな面倒くさい思いをしてまでDACやヘッドホンアンプを買う意義がまったく見出せなくなってきて、やっぱりウォークマンとMonyaca 7だけで良いのでは?と思えてくる。

私はただ、ただ、音楽を楽しく聴きたいだけなのに。

オーディオ業界、特に日本のメーカーの皆さまには、顧客の裾野を広げるマーケティングの一環として、まったくの初心者でも理解できるようなサイト作りをご一考ください・・・。

SWD-DA20-SDに決定

分からない機能がついているのに、これを選んでしまったんですよね。

クロックが何かは分からないけれど、TEACのUD-505-Xでも外付けのクロックxxxという単語を見た気がするし。

とは言え、クロックxxxの「xxx」部分は理解できていなくて、何が書いてあったか覚えていないため、適当に「xxx」と書いているだけですが。

何らかの拡張機能だろうな、と。

いつか「外部クロック入力」とかいうものを理解できる日が来て、それを取り入れたいと考えるようになるかもしれない。

大は小を兼ねる、ということで、この製品にしました。

必要なUSBケーブルの答え

①アンプ⇨②Type-B to Type-Aケーブル⇨③USB Type A(メス)-Type c(オス) またはType-AをUSB-Cにつなぐためのカメラアダプタ等⇨④PC・DAP等、なんてややこしいことをせずに、①アンプ⇨Type-B to Type-Cケーブル⇨③PC・DAP等でいいのでは?というのが、素人なりに考えたことでした。

結論、私がイメージしていた方法でOKのようです。

というのも、楽天市場には、画像付きでType-B to Type-Cケーブルが特典として付きますよ〜、と書いてあったので。

Amazonではもう少し安かった

セール期間中だからでしょうか?

AmazonでのSWD-DA20-SDの価格は、定価よりかなりお得な設定でした。

そして、この製品だけは、「直販購入特典」としてUSBケーブルが付属することが明記されています。

少しずつ勉強します

ヘッドホンアンプで4.4mmケーブルを使いたい場合

アンプを調べていてハードルが高いと感じることの1つに、初心者が知っている「バランス接続(A)」とは、違う「バランス接続(B)」があるんですよね。

私が知っていた「バランス接続(A)」は、ケーブルの接続部分が2.5mm・4.4mm・4-pin XLRのこと(4-pin XLRというものも初めて知りました)。

だけど、アンプの世界で「バランス接続(B)」というと、一般的にはDACとアンプを接続するときの話っぽいんです。

この「バランス接続(B)」というものが、出力・入力と関係しているのではないか?というのが、現時点でのイメージなのですが、どうなのでしょう?

しかも、今回私が選んだSOUND WARRIOR SWD-DA20-SDのように、使えるヘッドホンケーブルが6.3mmのシングルエンドのみの場合、追加するアンプが4.4mm対応でヘッドホンのケーブルを4.4mmにしたらバランス接続になるのか?というのがよく分からない。

たとえば3.5mmのみ対応のDAPを持っていたとして(例:iPod)、ZEN CANの4.4mmにヘッドホンケーブルを接続した場合。

バランス接続されていると言えるんでしょうか?

どこまでDACの性能がアンプに影響するのだろう?

知っている人にとっては当たり前のことでも、オーディオ初心者には分からないことばかり。

使いながら学ぶ

単語や文章を読んでもよく分からないから、使いながら学べばいいかな、と。

あ、でも、こんな拙いブログを読んでくださった方からのアドバイスや情報共有は大歓迎です!

明日には届くようなので、楽しみに到着を待ちたいと思います。

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この記事を書いた人

2022年1月にワイヤレスイヤホンZE3000と出会い、finalという会社を知る。
音楽を聴くのが好きなだけの万年オーディオ初心者。
現行製品のほとんどを所有。
final audio時代の旧製品も収集中。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • K-Yamaです。

    自分も“何となく”で覚えていた部分があったのでこれを機に自分も「バランス接続とは何ぞや」というところを自分なりに調べてみることにしました。

    最初に「アンバランス接続」「バランス接続」って何ぞやというところからですが……明確に違うのは“使っているアンプの数”です。

    まず「アンバランス」なんですが、某所から図を引用したのがこんな感じです。

    https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/728/540/html/001.jpg.html

    図で見ると、LchとRchとでそれぞれアンプが1基ずつ使われていると思います。つまり“片chあたりシングル(single)のアンプで完結(end)できますよ”だから「アンバランス」は「シングルエンド」なんて呼ばれたりするんですね(多分そういうことだと思われます)。そしてもう一つ注目ポイントが「LchとRchの-側を共用してる」ってところで「Lchの+」「Rchの+」そして「Lch・Rchの-(共用)」だから、3.5mmのステレオミニジャックって“3極”になっているんですね。その結果、わずかに信号が干渉し合う…なんてことが起きたりもします。

    続いて「バランス」なんですが……先ほどのアンバランスでは、片chあたりに1つのアンプを使っていましたが……バランスの場合は片chあたり“2つ”のアンプを使っていることが最大の違いです。これも図を引用します。

    https://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/728/540/html/003.jpg.html

    「バランス接続にすると音が良い」というのは

    1.アンバランスでは共用していた-がLch・Rchで独立し信号の干渉を防げる
    2.出力パワーを増やすと同時にノイズを打ち消すことができる

    こういった効果が得られるからなのですが……特に2については文字だけでの説明がすごく難しいので……

    https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=2768

    こちらをご確認下さい。

    つまり「アンバランス」と「バランス」とでは“‐側で扱う信号が全く違う”んですね。

    それを踏まえた上でのコチラですが……

    >しかも、今回私が選んだSOUND WARRIOR SWD-DA20-SDのように、使えるヘッドホンケーブルが
    >6.3mmのシングルエンドのみの場合、追加するアンプが4.4mm対応でヘッドホンのケーブルを
    >4.4mmにしたらバランス接続になるのか?

    まず「SWD-DA20-SD」で用意されているアナログの音声の端子「RCA」「3.5mm」「6.3mm」はいずれも“アンバランス”になります(特にRCAは基本書かれないため、自分も若干勘違いしていた部分がありました)。そのため、例えば「SWD-DA20-SD」のRCA端子から音声を出力して別途「ZEN CAN」に音声を入力したした場合……ZEN CANのヘッドホン出力端子としては「4.4mmバランス」があって音も鳴るかと思いますが……それは

    “真の意味でのバランス接続ではない”

    というのが答えになるかと思います。ZEN CAN・ヘッドホン間は確かに“バランス接続”になっています。しかしZEN CANに入ってくる信号が“アンバランス”なので、多分ZEN CANの中では“アンバランスの信号をバランス接続で流せるよう変換を掛ける”ような仕組みが入っていると思われます。

    それなら「ZEN CANでシングルエンドで入力した音声を4.4mmバランス出力しても全く無意味か」と言うと……実はそうでもなくて、先ほど書いた

    1.アンバランスでは共用していた-がLch・Rchで独立し信号の干渉を防げる
    2.出力パワーを増やすと同時にノイズを打ち消すことができる

    このバランス接続の2つの効果のうち、1に関しては恩恵が得られると思います。2に関しては「片chあたり2つのアンプ」がないと実現できないことですが、1に関しては“ZEN CANとヘッドホンの間の線のつなぎ方の問題”だからです。“真の意味でのバランス接続ではない”と書いたのはこのためです。

    “真の意味でのバランス接続”を実現したいのであれば、プレーヤーの出力からアンプの出口まで一貫して“バランス接続”にしないと実現できない……そんなことになるかと思います。

    • K-Yamaさん、コメントありがとうございます。
      解説の部分もリンク先の図も、とても分かりやすかったです。

      やはり、DACとアンプの両方でバランス接続対応でないと、「真のバランス接続」にはならないのですね。それでも、恩恵はあるだろう、というのも分かる気がします。

      4.4mmのヘッドホンケーブルを活用できる余地を残したくて、NEO iDSD2が良いのではないかと思っていたのですが、素人なりの感覚は合っていたようですね。

      それにしても、知識がある人とない人では、検索して得られる情報がずいぶん違うのだと分かりました。K-Yamaさんが教えてくださったリンク先はとても分かりやすかったけれど、自力ではたどり着けませんでしたし。検索ワードが全然違うのでしょうね。

      いつも色々な形でアドバイスやサポートをありがとうございますm(_ _)m

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