ag COTSUBU for ASMR 3D

3月19日のREB_STORE_LIVE! 終了直前に、突然発表された新製品。

それが、agのCOTSUBU for ASMR MK2とCOTSUBU for ASMR 3Dでした。

3月26日の配信で話を聞いていたら、ASMRを聞かない私でも楽しめそうと思ったので、お試しで買ってみました。

本当はMK2発売後にまとめて購入予定だったのですが、3Dが好評で発売直後に一度在庫切れになり、今回の補充分がなくなった後はしばらく待つことになるとのことだったので、急いで注文。

目次

パッケージ・外観

パッケージが小さいので、最初からイヤホン本体が充電ケースに入った状態で届きます。

しろ

イヤホンの充電接続部分に絶縁テープが貼ってあるので、充電する前に必ず剥がしてくださいね。

充電ケースは、外側がベージュ、内側がペールブルー。

個人的にとても好きな組み合わせです。

付属品は充電ケーブルとワイヤレス用のTYPE Eイヤーピース(SS/S/M)。

イヤホン本体にASMR 3Dと印字され、左右が分かるようにR/Lとそれぞれ刻印されています(老眼が進み始めて、ちょっと読みづらい)。

ケースもイヤホンも、COTSUBUと同じサイズ。

ケースは自立はしないため、横置きにしか保管できません。

ASMRモード

左右どちらかのイヤホン本体を続けて5回タップすると、ガイダンス音声やタッチ操作が無効になります。

初代COTSUBU for ASMRを使っていた人の多くが待ち望んでいた機能ではないでしょうか。

MK2と3Dの違い

今回2つがほぼ同時期に発売されたので、どちらを選ぶか迷っている人、どう違うのかよく分からないと感じている人もいるかもしれません。

普段からよくASMRを聴いているのでしたら、REB_STORE_LIVE!を見てください。

配信でもクマさんが何度か説明していましたが、「どう聴きたいか?」で決めるのが良さそうです。

大まかな違いは下記の通りとのこと。

  • COTSUBU for ASMR初代の聴こえ方が好き
  • 鼓膜より内側で音が聴こえるのが好み
  • E500、COTSUBU for ASMR、パトラ(ピンク、黒)はMK2に近い

パトラとの違い

パトラ黒はMK2に近いとクマさんが言っていたので、ピンクも同様と思われます。

試聴

ASMR

普段ASMRを聴かないので、YouTubeから自然音のASMR(清流の音、波の音、焚き火)を適当にピックアップ。

MK2はまだ発売になっていないのですが、パトラさんのイヤホンがMK2に近いとのことなので、この2つで聴き比べています。

3Dは川・海の中に自分が入っているような感覚に、パトラでは川・海のすぐそばで聴いているような感覚になりました。

焚き火では、まるで自分が自分が燃えている木材になったかのような感覚になる3D、すぐそばで焚き火を見ているようなパトラ。

3Dは頭の後ろも音があって立体的に聴こえてくるので、まるで自分がその中に入っている状態のような感覚になるのだと思います。

聴こえ方は違うけれど、環境音の場合は、好み次第だと感じました。

ドラマCD

ずいぶん前になりますが、薄桜鬼にハマっていた時期がありました。

ゲームの特典か何かで付属していたドラマCDが何枚かあったはず!と外付けHDDを探してみたら、ありました〜。

ということで、いくつか聴いてみたのですが、これに関しては3Dとパトラでそこまで大きな違いを感じられませんでした。

ただ、砂利道を歩いているシーンやドアの開閉などの効果音は、間違いなく3Dのほうがリアルで、ハッとさせられました。

音楽

少し前にagやREBのイヤホンを聴き比べた際に、パトライヤホンが予想していた以上に良かったので、3Dで音楽を聴くのを楽しみにしていました。

試聴したのはいつものレファレンス曲の中から下記の5つ。

  • Canary(松田聖子、flac、24bit/96kHz)
  • ラ・カンパネラ(反田恭平、DSD、2.8MHz)
  • One Last Kiss(宇多田ヒカル、flac、16bit/44.1kHz)
  • 組曲「惑星」木星(ホルスト、flac、16bit/44.1kHz)
  • ONLY YOU(BOOWY、flac、16bit/44.1kHz)

この不思議な響き方は何だろう?クセになる響き方です。

ピアノ曲ではコンサートホールの一番良い場所(席)で聴いているような。

ボーカル曲やロック系は頭の周り360度で聴こえているような、でも、脳内から外へ鳴っているような感覚も同時にありました。ボーカル、バックコーラス、各楽器がそれぞれ聴こえるのに、バラバラになっていないのが不思議です。

交響曲では金管楽器が特に楽しく聴けました。中域(弦楽器)が最前面に出てくるように聴こえるのかな?と予想していたので、少し意外な気も。

ドルビーアトモスなどを使うくらいなら、このCOTSUBU for ASMR 3Dで聴いたほうが楽しいかもしれない。

音場が広いという印象はなく、迫力はあまり感じなかったけれど、臨場感がすごいので、それが迫力と感じる人もいるかもしれません。

音楽用途のイヤホンを持っていない人や初めてのワイヤレスイヤホンとして選ぶ人にとっては、ASMRと音楽鑑賞の両方を兼ねることができそうです。

E500、初代ASMR、パトラとの違い

すでに書いたように、本日発売のMK2はE500、COTSUBU for ASMR、パトラ(ピンク、黒)の系列のようです。

ということで、3Dとの違いが分かるか試すために、上記5曲をパトラ(ピンク)で聴いてみました。

音楽でもASMRと同じ印象で、パトラでは目の前に音があって、音が近い。

3Dはサラウンド効果みたいな感じで、真ん中に自分がいて、周囲に音がある(同時に、中から自分へ向かってくる感覚がある)ので、臨場感がすごい。

パトライヤホンのほうが音が近いのだけど、一歩引いて音楽を聴きたい時(BGM代わりに聴きたい時)はこっちを使いたいな、という印象を受けました。

寝ながら聴く

私は気付くと横向きで寝ていることが多いので、COTSUBUのような小さいイヤホンであっても、下側になったほうの耳が痛くなるのですよね。

なので、PITAのような寝そべりOKの形状でないと、寝たままイヤホンをつけるのは無理。

しろ

そもそも、イヤホンを付けたまま寝ることは推奨されていませんので、その点は各自の判断です。

でも、環境音なら睡眠導入剤になってくれそうだな、と思いました。

3Dだと本当に自分が一体になった感覚になるので、逆に怖い夢になりそうな気がしたのですが、どうなのでしょう。

REB_STORE_LIVE!

3月26日の配信では、チャット欄の質問に答えてくれています。

ASMR用途でMK2と3Dのどちらにするかを迷っているなら、参考になると思います。

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この記事を書いた人

2022年1月にワイヤレスイヤホンZE3000と出会い、finalという会社を知る。
音楽を聴くのが好きなだけの万年オーディオ初心者。
現行製品のほとんどを所有。
final audio時代の旧製品も収集中。

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