ag BASS2を購入

Amazonのセールで3,000円OFFクーポンが配布されていたので、発売当時から気になっていたagのBASS2を買いました。

目次

パッケージ・外観

個人的な評価

ag BASS2
総合評価
( 4 )
メリット
  • 質の良い重低音
  • 動画視聴におすすめ
  • 通話時に相手の声がクリアに聞こえる
デメリット
  • 音声ガイダンスの音量が大きめ
  • ノイキャンはかなり控えめ&毎回OFFにリセットされる
  • 低音・重低音に特化したシリーズではあるが、低音の量が多いわけではない
  • 質の良い低音・重低音
  • 全体的に透明感のある音
  • ボーカルや各楽器の音が混ざらず、しっかり聴ける

良い点

質の良い重低音

いわゆる「ドンシャリ」とはまったく違います。

大人におすすめしたい←あくまでも比喩的な表現だけども。

深いところから重低音が美しく響くのがBASS2の特徴だと感じました。

非常に質の良い低音を奏でてくれます。

動画視聴に大活躍

私が今回BASS2に興味を持ったのは、Amazonの製品紹介の中に「映画鑑賞推奨」という文字を見つけたからです。

「BASS2が映画鑑賞におすすめ」というのは聞いたことがなかったし、公式サイトにも記載がないんですよね。

REB_STORE_LIVE!やいくつかの動画を見たところ、声がとても聞き取りやすかったです。

通話にもおすすめ

BASS2で動画を見ている時に電話があり、そのまま通話をしてみました。

ZE8000もかなり音声がクリアですが、BASS2も負けていません。

ノズルが耳の奥に入る形状なので、相手の声がとても明瞭に聞こえました。

通話を終える頃に「ワイヤレスイヤホンをつけて話していたのだけど、どうだった?」と尋ねたところ、「イヤホンを通した音声には思えないほどクリアでよく聞こえた」と言われました。

改善されたら嬉しい点

音声ガイダンスの音量以外は、人によってはメリットにもなり得ると思います。

音声ガイダンス

珍しく、日本語での音声ガイダンスです。

ガイダンス音声の音量が大きすぎるのがやや欠点。

充電ケースから出してガイダンスが終わるまで待って、その後ノイキャンをONにしてから(ここでもガイダンスが終わるのを待つ)、装着してます。

筐体の大きさ

タッチセンサーのある丸い部分が大きめですが、見た目とは裏腹に意外と耳にフィットするので、しっかりと密閉が取れます。

装着している時間が長くなると、人によっては耳の外側あたりが痛くなるかもしれません。

参考までに、他のイヤホンとのサイズを比較しました。

一番小さいのは左のCOTSUBU(青い筐体)で、PITA→GEAR01→BASS2の順に大きい。

ただ、ノズル(イヤピを装着する側に向かう部分)も製品ごとに微妙に異なるので、筐体のサイズだけでは判断できません。

耳が小さい人は、念のため、試聴できるお店で装着してから検討なさってください。

ノイキャン

ノイキャンが苦手な人には逆におすすめと言えるほど、ノイキャンONとOFFでの音の聞こえ方は、ほぼ変わらない。

ノイキャンをONにした直後に一瞬ツンとするような感覚があるのと、ボーカル(中高域)が少し遠くなるくらい。

しかも、注意して変化を感じ取ろうとしない限り、これらの違いに気付かないかも。

おそらくですが、ノイキャン機能は、音を整えることが目的で搭載されているのではないか、と。

一般的に思い描く、「ノイキャン=静寂」とは大きく異なります。

ただ、かなりしっかり密閉できるので、パッシブ・ノイキャンで十分に効果が得られるとも言えます。

不可解なのは、充電ケースに戻した時点で、ノイキャンがOFFの状態にリセットされてしまうこと。

これは、reb GEAR01も同じ。

試聴 〜reb GEAR01との比較〜

新しいイヤホン・ヘッドホンを試聴する時は、レファレンスとして、女性ボーカル、男性ボーカル、ロック、オーケストラ曲、ピアノ曲を聴いています。

今回はレファレンスの1曲目を聴いた時に質の良い低音に感動したので、あえて「重低音」に絞って、普段のレファレンス曲ではないけれど、過去に何度も聴いている曲をいくつかピックアップしてみました。

比較対象として、「新しいドンシャリを目指してfinal音響エンジニアとREBとが共同開発」した、reb GEAR01と聴き比べてみました。

どちらもノイキャンをONにして聴いています。

ホルスト組曲<<惑星>> 木星(小澤征爾指揮、ボストン交響楽団)

ハイレゾロスレス(24bit / 192kHz)、Apple Digital MasterをApple Musicで聴きました。

BASS2では、コントラバス(多分合っていると思うけれど、楽器の名前はよく分かりません…)の振動を感じるかのような、深い低音が静かに沈み込む気持ち良さがあります。

振動は、agのWHP02 for GamingでウーファーモードをONにした時のようなイメージ。

ウーファーモードほど顕著ではないものの、ビリビリという感覚が微かにあります。

GEAR01は低音が元気なイヤホンですが、BASS2を聴いた後に使うと、低音はそこまで沈まないことが分かります。

あと、GEAR01では、高音がややキツく感じる場面が何度かありました。

ONLY YOU(BOOWY)

CD音源をAudirvanaで聴きました。

BASS2のほうが少しだけ透明感があるように感じたけれど、GEAR01と聴き比べても、あまり差を感じなかった。

どちらも楽しく聴きました。

個人的な好みはBASS2でしたが、どちらかといえば・・・というくらい。

1つだけ気になったのは、GEAR01がほぼ音量MAXにまで上げないと音が小さかったこと。

普段かなり小さめの音で聴くので、こんなにボリュームを上げることに抵抗感がありました。

個体差なのかな?

Lay Your Hands On Me(Bon Jovi)

ハイレゾ音源(flac、24bit / 96kHz)をAudirvanaで聴きました。

出だしのドラムが心地良く響くのはどちらも同じですが、より深い低音まで聴こえるのはBASS2でした。

それにしても、BASS2の低音&重低音は本当に美しい、質の良い低音だな、と。

ただ、GEAR01のほうがノリノリで聴けます。

ライブ会場にいるような臨場感を楽しむならGEAR01を。

GEAR01は、BASS2の3倍くらい音量を上げました(個体差の可能性あり)。

感想

個人的にはオーケストラならBASS2が各楽器が混ざらず高音も低音も良いと感じましたが、ロック系・ポップス系であれば、好み次第。

外出先で聴くならノイキャンが強い(だけど圧迫感はない)GEAR01が良いかもしれないけれど、BASS2はフィット感が良くてしっかり密閉するから、ノイキャンの差よりも音の好みで決めることをおすすめします。

余裕があるなら両方買って、気分や状況によって使い分けると楽しいですよ。

それにしても、「final製品あるある」で、どれも良いのが困りますね。

ag製品もその傾向は同じ。

それぞれに良さがあって、どんどん増えていく。

ag製品は基本的にワイヤレス製品のみの展開で、バッテリー持ちを考えると4〜5年で買い替えが必要になるので、購入は控えめにしてきました。

でも、UZURAとドラゴンボール(悟空・ベジータモデル)の音もとても良いんですよね。

UZURAはまるでカフェミュージックを聴いているかのような優しい音、ドラゴンボールはZE8000風味を感じる音だったり。

セール対象になっているのを知ると、思わず買いそうになっては踏みとどまる・・・を繰り返しています。

シリーズが続くのを楽しみに

私自身は女性ボーカルやバラードを好んで聴くけれど、低音の量が多いのも好き。

BASS2は低音の量が多いわけではなく、とても上質な低音なので、これはこれで耳が幸せになります。

BASS1は開発が中断され、その間にBASS2が先に発売にこぎつけたそうですが(下記の動画で説明あり)、「シリーズ」と名称がついているので、この先も出てくれるといいな。

これだけ質の良い低音をお手軽なワイヤレスで聴けるのは、なかなかすごいと思います。

REB_STORE_LIVE!

改めて見返してみました。

実際に使ってみて分かる部分も多いですね。

今は森さんがお忙しくなってしまったせいか、ライブ配信に出演なさらないのが寂しい。

長年finalの営業を担当なさっている森さんならではのお話は、とても好きなので。

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この記事を書いた人

2022年1月にワイヤレスイヤホンZE3000と出会い、finalという会社を知る。
音楽を聴くのが好きなだけの万年オーディオ初心者。
現行製品のほとんどを所有。
final audio時代の旧製品も収集中。

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