SONOROUS IIを購入したあと、立て続けにIIIとVIまで入手したお話です。
SONOROUS IIとIIIを試聴
1月か2月にSONOROUS IIとIIIを試聴してみて、自分の好みはIIだな~と。
試聴してすぐ、偶然にも final_STORE_LIVE! でSONOROUS II・IIIが取り上げられることになったので、まずは配信を見てから買う予定でした。
配信中に両方とも完売に
この日は娘を車で送り届ける用事があり、配信をラジオ代わりにして運転していました。
帰宅した頃にはIIとIIIの両方が完売となってしまい、「配信の翌日にfinal STOREに買いに行く」というプランはお預けに。
ふと思い立ってfinal STOREへ ~SONOROUS II~
配信から数日経ったころ、ふと、「今日final STOREへ行けば SONOROUS II と出会える」という直感があったので、足を運んでみました。
1つだけ在庫が復活していて、手に入れることができました(2月下旬)。
この時は、クマさんおすすめのType Cイヤーパッドも一緒に購入。
もしIIIも在庫があったら、きっと両方とも買っていたと思います(残念ながら、その後~2022年5月末の時点では、ずっと在庫なしの状態)。
シルバーコートケーブル
3月上旬にもfinal STOREへ行く機会があり、在庫アリになっていたシルバーコートケーブル(C093 / 4.4mm / final製品用)を買いました。
SONOROUS II・IIIを試聴した日に、「きっとお好きだと思いますよ」と紹介されて、SONOROUS VI + Type Cイヤーパッド + シルバーコートケーブルの組み合わせも試聴していました。
少し聴いただけで「この組み合わせが一番好き!」とワクワクしたので、いつかSONOROUS VIと出会えた日のために、シルバーコートケーブルも買っておくことにしました。
final STOREのスタッフさんに、「II・IIIとの組み合わせでも楽しいですよ」と教えていただいたのですが、II / III /VI を手に入れた今となっては、「買っておいて良かった!」と心から思います。
注意点が2つありまして。
1つ目は、SONOROUS II・IIIよりもシルバーコートケーブルのほうが高いこと。
SONOROUSシリーズを気に入っていて買い足すつもりがある人や、「いつかD8000かD8000 proを手に入れたい」と考えている人であれば、互換性があるので買っておいても無駄になることはないはず。
2つ目は、ヘッドホン用のシルバーコートケーブルは、セミオーダーメイド(受注生産品)扱いであること。
在庫がなければ、納期は3週間~1ヶ月ほどのようです。
人生初の中古品購入 ~SONOROUS III~
final製品の魅力は、シリーズとして展開している各モデルごとに個性があって、「どれか1つを選ぶ」というのが難しいこと。
たとえ悩んだ上で1つに絞ったとしても、あとから「アレも欲しい…」という思いが湧き上がってくるんですよね。
final社としても、どちらか1つに絞ることができればそうしているわけで。
ヘッドホンならSONOROUS IIとIII、イヤホンならEシリーズ、A3000とA4000などが良い例でしょうか。
finalのサポートは手厚い
「今度 SONOROUS III がfinal STOREに入荷したら、絶対に買おう!」と心に決めたのは良いけれど、入手できるのがいつになるか分からない。
そんなタイミングで、フリマサイトに、ほとんど使用していないSONOROUS III が出品されました。
自分では判断できないのと、今まで中古製品を買ったことがない葛藤もあり、まずはSNSで知り合ったfinal愛好家(以下、「finalist」と呼びます)の先輩に相談。
相談したときに教わったことは、中古で購入した場合でも、ヘッドバンドの交換(5,000円前後)や音質測定をしていただけること。
イヤーパッドは通常のアクセサリー製品として販売されていますので、いつでも交換可能です。
音質に問題があるときは、有料になってしまうものの、チューニングの調整などもしてもらえるようで、final社のサポート制度がかなり充実した内容であることを知りました。
finalは「アンティーク製品として世に残るものを作る」という目標を掲げていて、全製品とはいかないまでも、できるだけ修理対応ができる製品の設計を心がけているそうです。
D8000シリーズはほとんど分解可能な設計になっているそうですので、その最たる例ではないでしょうか
音質測定
SONOROUS IIIのヘッドバンドとイヤーパッドを新品に交換するついでに、音質測定をお願いするため、final STOREへ持ち込みました。
結果、音質はOKで、ヘッドバンドとイヤーパッドも交換しなくて良いのでは?とのこと。
final STOREで行っているお手入れ方法を教えていただいて、帰宅しました。
ちなみに、中古製品を買うことは未だに少し葛藤があります。
でも、よくよく考えたら、SONOROUSシリーズをfinal STOREで試聴している時点で、多くの方が手にした試聴機を使っているのですよね。
どうしても気になるなら、どんなに新品同様に見えたとしても、ヘッドバンド・イヤーパッド、ケーブルを買い換えれば良いので。
ずっと探していた SONOROUS VI
4月下旬に、finalistさんから「かなり状態が良さげな SONOROUS VI が某店に入荷していますよ〜」と教えていただきました。
チェックすべきポイントが分からないので、final STOREへ行って相談。
まずはfinal STOREに在庫があるか確認しましたが、もちろん在庫なんてありません。
そこで、いつかfinal STOREで販売されるまでのつなぎとして、まずはこの SONOROUS VI を入手することに。
それまではSONOROUS IIにType Cイヤーパッドをつけていたのですが、VIにType Cを使うことにして、IIとIIIはデフォルトのイヤーパッドでしばらく楽しむことにしました。
「SONOROUS VI + Type Cイヤーパッド + シルバーコートケーブル」の組み合わせは、final社営業担当の森さんがおっしゃるように、「ただ、ただ、ぶっ飛びたいだけ」の時におすすめ(笑)
勉強していてストレスが溜まりまくるので、休憩中の5~10分くらい聴くこともあります。
音質測定その他
後日final STOREへ行く機会があった際にSONOROUS VIを持参して、音質測定をお願いしました。
音質も問題ない上に、ほとんど使用されていないのでは?とのことで、イヤーパッドとヘッドバンドもそのまま使うことにしました。
超オーディオ初心者なりの各モデルの印象
製品について的確で分かりやすい説明ができる方々がレビューをしていらっしゃいますし、SONOROUS VIに至っては生産完了となっているので、短めの感想を。
その後、SONOROUS VIIIとXを試聴する機会があったので、ついでにこれらについても。
II
- レコーディングスタジオくらいの広さで自分の周りで演奏している感じ
- ボーカルが近めで元気な音
III
- IIと同じく、レコーディングスタジオくらいの広さで自分の周りで演奏している感じ
- ボーカルがIIより遠く(IIより音場が少し広く)感じる
- SONOROUSシリーズでは唯一、傾向が違うモデル
VI
- コンサートホールの最前列~5列目くらいまでの距離で聴いている感覚
- Type Cイヤーパッド + シルバーコートケーブルで聴くべし!
VIII
- 大き目コンサートホールのかなり後方で聴いている感覚
- バンド系は団子状に聴こえる
X
- 大き目コンサートホールの前方で聴いている感覚
- 各楽器がそれぞれ独立して聴こえる
- 買えるならこれを買っておけば間違いない、ただし600gオーバーという重さ
その他
唯一試聴したことも見たこともないのがIVで、いま一番気になっているのもIVです。
SONOROUS Xは、いつか買うだろうな~という予感がしてます。
さすが最上位モデルだけあって、あれはすごい!
Xは定価が60万円超だったそうで、中古でもD8000の新品と同じくらいで販売されていたりします。
IIやVIが好きな私はD8000シリーズよりもSONOROUS Xのほうが好き。
IIIがお好きな人は他のSONOROUS シリーズには手を出さず、D8000シリーズを選んだほうが好みに合うような気がします。
重さは気にならない
SONOROUSシリーズは「重いから、あまり長くは装着していられない」という声を結構見かけます。
II / III / VIではVIが一番重いのですが、シルバーコートケーブルと合わせて使っても、私の場合は1時間なんてあっという間に過ぎています。
まずは最低でも30分くらいは試聴してみて、負担に感じるかどうかを確認なさってください。
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