ソニー NW-WM1AM2(WALKMAN)を買いました


4月以降に購入予定だったNW-WM1AM2を今日、買いました。

目次

4月以降に買いたかった理由

4月以降になれば、3年ワイドの保証が無料で付帯するはずなので、それを待ちたかったのです。

3年ベーシックは無料で付いてきますが、3年ワイドが付いてくる上で5年ワイドに格上げしようと考えていました。

ソニーストアの保証はこちら:長期保証

出荷ステータスが4週間に

今朝、5時前に目が覚めてしまって。

ふとソニーのサイトを覗いたら、NW-WM1AM2の出荷ステータスが、「お届けまでに約4週間のお時間をいただく場合がございます」との記載になっていました。

少し前に「3月31日出荷予定」に変わったのは知っていましたが、さすがに1か月も悶々と過ごすのはイヤだ。

そこで、ソニーストア銀座の開店時間(11時)に、まずは電話で在庫状況を確認することに。

普段の私なら絶対にやらないのに、電話を切ったらすぐに外出できるように着替えて、持ち物の準備もして、電車の時間も調べました。

若干の在庫あり&取り置き不可

11時になってすぐにソニーストア銀座に電話をしたところ、「若干ですが在庫はあります。ただし、申し訳ないのですが、人気の商品のため、お取り置きなどは承ることができません」とのこと。

すぐに家を出て、ソニーストア銀座へ向かいました。

予約なしの在庫はかなり少なかった?

初めて足を運んだソニーストア銀座。

Appleストアみたいに単体で入っているのだと思い込んでいたのですが、周りを見渡しても見つからず、Googleマップで検索。

日産の入っている銀座4丁目交差点のビル(三越の向かい側)でした。

ストア内はほとんどのスタッフさんが接客中でしたが、運よくお一人がカウンター辺りからフロアにいらしたので、まずは在庫があるか確認していただきました。

「購入するつもりだけれど試聴したこともないので、お会計の前に試聴したい」と伝えたところ、「先に1台確保しておきますね。少々お待ちください。」とおっしゃって、暫定的に取り置きのような形で対応してくださいました。

棚から出してくださったあと、「これが唯一残っている在庫のようです」とおっしゃっていました。

私は基本的に直感に従って生きている人間なのですが、珍しく外出準備を整えたのはコレが理由だったのかな、と思ったり。

とにかく、在庫が残っていてくれて、とても嬉しかった。

さまざまなヘッドホン、イヤホンで試聴

ソニーストアの店舗では、30分間ゆっくり試聴できる予約が可能です。

今日は事前予約ですべて埋まっているのを確認済みだったので、ふらっと立ち寄った人のために用意されている試聴コーナーで試聴(1回15分間)をしました。

私の前にお一人試聴していただけで、他には誰も待っていなかったこともあり、結構長く試聴できました。

本来ならWM1ZM2とWM1AM2を聴き比べるものなのでしょうが、どうせ現時点ではWM1ZM2は買わないので、WM1AM2でみっちり聴きました。

ヘッドホンはMDR-Z1RとMDR-Z7M2をもともとのケーブル&キンバーケーブル(計4パターン)、イヤホンはIER-Z1R・IER-M9・IER-M7をもともとのケーブル&キンバーケーブル(計6パターン)をお借りしました。

MDR-Z1RのキンバーケーブルとIER-M9(デフォルトのままでも良かったし、キンバーケーブルも良かった)が気に入りました。

最後にJust earも試聴したのですが、これはIER-Z1Rに近い印象で、私の好みではなかった。

IER-Z1Rでは、声を出す直前の吐き出される息が聴こえてきて、オーディオ初心者でも「さすがフラッグシップ!」と思える製品でした。

ただ、ちょっと脚色されているような印象で、単に私の好みではなかったというだけです。

MDR-Z1RのキンバーケーブルとIER-M9は思わず買ってしまいそうになったものの、「まずは大好きなA8000やMake 2でちゃんと聴いてから!」と言い聞かせて。

バランスケーブルに付け替えたA8000も持って行ったけれど、せっかくなので、ソニー製品のみで試聴しました。

純正ケースは見送り

純正ケースも1つ確保してくださっていたけれど、展示されていた実物を見たら、あまりにも大きくて。

スマホのように背面だけカバーするタイプのケースが出てくるまでは、前面にフィルムを貼って様子を見ようかと。

と考えて、純正ケースは買わずに帰宅。

夜になって在庫状況を確認していたところ、大手の家電量販店を始め、多くのお店でケース自体も在庫切れ表示になっているのを知って、ビックリ。

楽天で在庫のあるお店を見つけ、なんとか購入できました(ポイントがあったので8,000円ほど←定価は11,000円と結構なお値段)。

現時点で、ソニーストア(オンライン)には在庫があるようです。

保証とソニー銀行のデビットカード

お会計の際、スタッフの方が3年ワイドと5年ワイドの場合の金額を画面越しに見せてくださいましたが、すごく迷いました。

3年後にはWMZ1M2に買い替えていそうな自分が想像できる反面、その頃にはすっかりオーディオ熱も冷めていて、WM1AM2が置き物と化している可能性も否定できないので。

スタッフさんが「バッテリー交換は有償ですが、もし5年後に交換が必要になったのにこの製品が販売終了になっていた場合は、同等品と交換という形も承っています。そういう意味では、長めの保証期間でも無駄にはならないと思いますよ」とおっしゃっていたので、5年ワイドにしました。

3年ベーシックから5年ワイドにアップグレードすると、プラス16,500円でした。

3年ワイドが無料付帯だった場合は、5年ワイドへのアップグレードはプラス8,800円だったので、その分少し高くなってしまいました。

ソニーストアにチェックインすると1,000円割引、初めてのソニーストア店舗でのお買い物で500円割引、ソニー銀行のデビットカード利用の割引があったのは結構大きいかも。

ソニーストア(オンライン、店舗どちらでも)で購入をすると長期保証や10%オフという特典がありますが、ソニー銀行でデビットカードを作ると3%の割引があるので、さらにお得になります。

2週間ほど前に念のため口座を開設しておいて良かったです。

最後まで迷ったスマホ+Gryphonか、WM1AM2のみか?

つい数日前まで、Xperia 1IIIか5IIIを買ってifi Gryphonを使うか、それともWM1AM2だけにするか、ずーっと迷っていました。

3月上旬に買ったGryphonは、バランス接続するとイヤホンの片側から音が出なくて、返品になってしまって。

音はかなり気に入っていたのですが、1つだけ気になっていたのは、laptopにusb接続するには付属ケーブルが短すぎること。

でも、lightening用のケーブルも付属していたし、使い勝手が良かったんですよね。

何より、iPhoneでも音が良くなって、聴いていて楽しかった。

ZE3000のためにXperiaを買う?

ZE3000とiPhoneで聴くApple Musicも十分に満足しています。

でも、ZE3000をaptx Adaptiveで聴いてみたい!という気持ちも拭えず。

それもあって、Xperia 1IIIか5IIIとGryphonの組み合わせも魅力的だったのですが・・・

先ほど、ZE3000をWM1AM2につないで、aptXで聴いてみました。

最初にiPhone (Bluetoothだと必然的にAAC)で聴いてから聴き比べたのですが、もう全然違いましたよ。

これは、コーデックによる差ではなく、WM1AM2の性能が良い and/or DSEE Ultimateのおかげ、というのが素人なりの印象です。

ということで、わざわざXperiaを買うのはやめます。

浮いた分でfinalの何を買おうかな~と考えるだけで幸せですし。

その代わり、ワイヤレスで聴くときもWM1AM2に接続することにします!

少し話は逸れますが、今日finalからメールが届きました。

『本音でおすすめする、テストする家電専門雑誌「家電批評」』の「1万円クラスワイヤレスイヤホン部門」におきまして、finalのZE3000が「ベストバイ」を受賞しました。加えて、国内最大のオーディオビジュアルアワードである『VGP』でも既に「企画賞」と「金賞」を受賞しておりますので、ZE3000はアワード受賞3冠達成となります!

3冠、おめでとうございます!

つい先日はExile AtushiさんによるZE3000のタイアップCMとテーマ曲が発表されたばかりですし、もっともっと多くの方にこの製品の良さが伝わると良いな~と願っています。

A8000とWM1AM2

A8000をバランス接続で聴くのはずっと楽しみにしていたのですが、WM1AM2の音が良すぎるせいか、今のところはアンバランス接続のほうが好みかも?という印象です(使用しているのは、final純正の4.4mm MMCXシルバーコートケーブル)。

ただでさえ色々な音が聴こえるA8000なのですが、さらにボーカルや各楽器の音の分離がすごくて、より音が迫ってくる感じ。

私が感じているのが「分離」という言葉で合っているか?も分からないのですが。

ボーカルや各楽器の音を聴き分けられるレベルが、もともと付いてくる3.5mmのケーブルで聴くときよりも、さらにしっかり・・・と言えば良いのでしょうか。

BGM代わりにボーっと聴きたいと思っても、情報量が多くて戸惑う感じです。

まだアンバランスでは聴いていないので、聴き比べたあとに「やっぱりバランス接続のほうが好き」となるかもしれませんが。

フィルムがないため、無理やり紙に包まれた状態のまま音楽を聴いてみた

Apple MusicとWM1AM2

「XperiaをDAP代わりに使う」という記事はそこそこ見つかるけれど、ウォークマンとストリーミングサービスの音質についての記事は、ほぼ100%、Amazon Music HDを使用。

Apple Music利用者の記事が見つからず、いくつか疑問点がありました。

私の疑問:

  1. WM1AM2とワイヤレスイヤホンで接続した場合とiPhoneとワイヤレスイヤホンの組み合わせでは音質は違う?
  2. WM1AM2でApple Musicを聴く場合にドルビーアトモス(空間オーディオ)の設定ができるのか?

①については、先ほど書いたように、WM1AM2で聴いた方が断然音が良いと感じます。

②については、ソニーストア銀座でスタッフさんがご自身のIDでログインしてくださって、実際に設定を確認しました。

残念ながら、Apple MusicやWM1AM2本体の設定に「ドルビーアトモス(空間オーディオ)」の項目はありません。

ただし、別のスタッフさんに確認してくださって、「ドルビーアトモス(空間オーディオ)に対応したヘッドホン・イヤホンであれば聴ける」とのことでした。

私はAppleのイヤホンに苦手意識があって、AirPods系は1つも持っていません。

息子が持っているのがAirPods Proだったと思うので、気が向いたら試聴してみようと思います。

ちなみに、オーディオ品質は設定でハイレゾロスレスに変更可能です。

モバイル通信時、wifi接続時、ダウンロード時のそれぞれに対して自分の環境と好みに応じた設定にできるのは、スマホでApple Musicの設定をする場合と同じです。

バッテリー持ち

100%に充電した後、W.ミュージックに入れたFLACの音楽を4時間、ワイヤレス接続で30分ほど聴いたあとに確認したところ、79%と表示されていました。

W.ミュージックの音楽を聴くときはwifiとBluetoothをオフにしていたと思いますが、途中でZE3000も聴いたので、半分くらいはwifi・Bluetoothともにオンの状態だったかもしれません。

ZX507では音楽を探してスクロールしているだけで1%ずつ減っていくような感じで、バッテリーがいつも気になっていましたけれど、WM1AM2は大丈夫そうです。

翌日確認したところ、有線イヤホンでの再生(約5時間半)+ワイヤレスイヤホンでの再生(約30分)のトータル約6時間の使用で、68%残っていました。

画像はアプリのアップデート中だったためwifi・BluetoothがONの状態で、64%になっています。

音楽再生だけの場合と違い、画面を色々といじっていると、それなりにバッテリーの消費は早いようです。

Mac利用者にはツライ部分

あまり多くはないかもしれませんが、iPhoneユーザーで、私のように「ZE3000をaptx Adaptiveで聴いてみたい!」というお気持ちがおありでしたら、WM1AM2は候補になると思いますよ。

厳密には、ZE3000とWM1AM2の組み合わせだとaptXになりますが、iPhoneとの組み合わせよりは確実に音が良いと感じられますから。

とは言え、PCもMacの場合、音楽の転送にイライラしてしまうので、積極的におすすめできるわけでもありません。

WALKMANにMacから転送する際はAndroid Transferくらいしかないのですが、私の経験上、かなりの頻度でアプリが落ちます。

ある程度の曲数を転送するとなると、SDカードリーダからやった方が早いかもしれません。

我が家のSDカードリーダはなぜかMicro SDカードだけ接触不良で使えず、実際にこの方法が使えるかどうかも試せていないのですが。

Parallels for DesktopでWindows環境を使えるようにする、という方法でも良いかもしれません。

私は主にMac mini (M1)を使っていますが、10年振りくらいで去年Windows laptopを買っていたので、Music Center for PCをインストールして、そこからWALKMANに転送しました。

最後に

すごくお高い製品ですので、「買うぞ!」という気持ちと、「もう少し安く運用できる方法はないか?」という気持ちで揺れ動いていましたが、箱から出したばかりの状態でも十分に良い音です。

思い切ってソニーストア銀座へ行って良かったな~と。

ワイヤレスイヤホンとの組み合わせでも、iPhoneより遥かに音が良いと知ることができたのも嬉しい。

購入を決心するにはなかなか高価なお買い物でしたが、買って良かったです。

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この記事を書いた人

2022年1月にワイヤレスイヤホンZE3000と出会い、finalという会社を知る。
音楽を聴くのが好きなだけの万年オーディオ初心者。
現行製品のほとんどを所有。
final audio時代の旧製品も収集中。

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